卒業生の声
うつ症状(双極性障害)のBさんの就職事例
人間不信で凍っていたハートが溶けた
- 通所コース
- うつ症状コース
- 通所期間
- 6か月
- 就職先
- 商社
- 決定職種
- 事務職(総務事務)
「うつ症状専門」のコースがあるので、atGPジョブトレへの通所を決めました!
atGPジョブトレ(うつ症状コース)に通う前までの経緯を教えてください。
私が診断されたのは、双極性障害です。
気分が低めのときは過睡眠や過食の傾向にあります。一方、高めのときは興味の湧いたいろいろなことに手を出したがります。
体調不良のため20数年勤務した会社を退職した後は、仕事に就くために社会保険労務士の資格取得を目指していました。
1年間、誰とも話さず、世間と接点も持たずひたすら勉強していたのですが、結果的に人間不信のようになっていました。
資格試験を受けた後、1週間もたたず就職活動のためハローワークに行きました。
自己採点をしてみたら、これは受かっていないな、と感じたので、結果を待たずに動き始めたんです。
ただ、双極性障害の症状を抱えて、かつ勉強中の1年間のブランクもあり、40代後半での転職は難しいと感じていました。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)を選んだ理由を教えてください。
atGPジョブトレはハローワークの担当者から紹介してもらいました。
その方から言われたのは「あなたにとって、ここが1番きつい」と(笑)。
他に就労移行支援事業所を2か所見学しましたが、就労支援というよりも社会復帰を目指すような雰囲気で、自分の求めているものと違うように感じました。
私はあくまでの職場復帰のサポートをしているところに行きたかったので、カリキュラム的にatGPジョブトレが最も合っていると思いました。
また、自分が以前から通っていた自助会と雰囲気が似ていて、1番スッと入れたこと、
利用されている方たちの仲が良さそうだったのも決め手になりました。
障害者手帳を取得したのは、atGPジョブトレに通所するタイミングです。
クローズ(障害をふせて)で働くことは年齢的にも難しいと感じ、オープン(障害を開示して)で就職活動をした方が成功しやすいと考え、手帳取得に至りました。
私はわらしべ長者と自分で言っているのですが、行った先で人に言われた通りのことを素直に進めていきました。
ハローワークに行って「事業所を3か所見学しましょう」と言われ、言われたとおりに3か所見学し、「1番きついですよ」と言われたatGPジョブトレに通うことを決め、atGPジョブトレでスタッフの話を聞き、手帳を取得したほうが就職しやすくなると感じて手帳を取得し、また主治医からも「手帳を取得するのであれば障害年金の申請をしてはどうか」と勧められたので取得することにした、という具合です。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)のここが良かったというところを教えてください。
通い始めは決められた時間に起きて通うことのブランクがあったため、大変でした。
自宅から秋葉原まで1時間の距離で筋肉痛になったくらいです。
特に勉強になったのはビジネスマナーのプログラムですね。
それなりに社会人経験があったものの、意外と知らないマナーがありました。
また、模擬職場トレーニングでは、皆で課題に取り組み答えを出すグループワークの形式があるのも新鮮でした。
そして就職活動の仕方です。
就職活動自体が久々ですし、障害者雇用で就職活動する際のポイントなどを丁寧に教えていただけたのはとてもありがたかったです。
atGPジョブトレのスタッフの方は年下もいますし、利用者仲間には二回り年下の人もいました。
そんな環境でも、敬語を使うことを心掛けました。
すると、皆から気軽に話してもらえるようになりました。
私は1年間、1人で勉強していて人間不信になっていたので、皆が話しかけてくれたことで、しゃべっても良いんだと思えるようになり、コミュニケーションを思い出させてくれました。
緊張がほぐれただけでなく、凍っていたハートが溶けたという感覚がありました。
今振り返ってみても、atGPジョブトレ通所中は、楽しかったという思い出ばかりです。利用者の仲間にもスタッフにも本当に良くしてもらったと思います。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)でのトレーニングが就職後も役立っています!
現在の担当業務・仕事内容について教えてください。
現在の仕事は、年末調整の書類チェックなど前職でやっていたような仕事が主で、久々に仕事の楽しさを思い出しながら過ごすことができています。
どのように就職活動しましたか。
幸いにも、atGPジョブトレ通所から半年ほどで就職することができました。
昔、お世話になった人の会社で人事担当の空きがあり、声をかけていただいたんです。
3か月ほど実習をした後に就職することになりました。
3か月間の実習はatGPジョブトレに通所しながら並行して行いました。
実習先の会社に就職しようと思ったきっかけは、待遇面のほか、やはり知っている人がいることです。
昔からの知り合いで自分のことを理解していただき、「いつ休んでも良い」と言ってもらえるような職場はほかにないと思いました。
入社後の体調はいかがですか、体調管理で工夫していることはありますか。
正直、身体はすぐに慣れると高を括っていましたが、最初の1か月程度はオフィスにいるだけでヘトヘトになってしまいました。
atGPジョブトレのスタッフの方がセーブしてくださったおかげで、就職に至ったと感謝しています。
メンタル面の対処については、atGPジョブトレの通所中にアンガーマネジメントやストレスの解消方法、スイッチの入れ方などの手法をたくさん教えていただいたので、今後の仕事でやり過ぎていたり、トラブルが起きたりした時に上手く使っていきたいと思います。
また、atGPジョブトレのスタッフの方には入社後約半年、会社訪問をしてもらいました。
現在も就労後のサポートということで月に一度のペースで面談をしていただいています。
業務を行う際に気を付けていること、atGPジョブトレ(うつ症状コース)のトレーニングが役だったことを教えてください。
知り合いに声をかけてもらったことで、すぐにでも就職したいと浮き足立ってしまいましたが、atGPジョブトレのスタッフの方から「徐々に身体を慣らしていくほうが、長期的に就業できるようになるでしょう」とアドバイスをいただきました。
最初の1週間の実習は、10時~14時の3時間。
その後の1週間atGPジョブトレに戻って実習の振り返りを行い、次の1週間は10時~15時の4時間と、3か月かけて徐々に実習時間を延ばして、最終的には8時間働けるような、身体的、メンタル的な力を養っていきました。
階段を1段1段上っていくようにしたのがブランクにある自分にとって良かったと思います。
今後の目標と、このページをご覧になっている方へのアドバイスをお願いします!
今後の目標についてお聞かせください。
今後の目標は社労士の資格取得と言いたいところですが、まずは健康第一です。
生活のリズムを整える。安定して会社に通う。早寝早起きをして、食べ過ぎない。
これをしっかりやっていきたいですね。
皆さんへのアドバイスをお願いします。
就労移行支援事業所の通所を考えている人にお伝えしたいのは、働くことに対して真剣に考えてみて、本当に働きたいという気持ちになったならば、行ってみたら良いと思います。
まずは門をたたいてみることです。
就労意欲が高い人の働きたいという気持ちを後押ししてくれて、かつセーブもしてくれる、atGPジョブトレという最適な場所を選んだと今も感じています。
Bさんありがとうございました!ますますのご活躍をお祈りしています!
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