卒業生の声
うつ症状のAさんの就職事例
子供のころから憧れていたファッション業界に就職
- 通所コース
- うつ症状コース
- 通所期間
- 8か月
- 就職先
- アパレル企業
- 決定職種
- 事務職(総務事務)
「うつ症状専門」のコースがあるので、atGPジョブトレへの通所を決めました!
atGPジョブトレ(うつ症状コース)に通う前までの経緯を教えてください。
うつ症状を発症し、倦怠感などを覚え、大学4年次の就職活動を終えた時期に症状が悪化。
大学卒業後は週3日~5日ほどのアルバイト生活を続けていました。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)を選んだ理由を教えてください。
今後働き続けるため障害と向き合う必要があると感じ、いろいろ模索している中で就労移行支援事業所の存在を知りました。
atGPジョブトレ以外の就労移行支援事業所も見学しましたが、私の場合、それらは仕事に結びつくイメージがわかなかったです。
一方、atGPジョブトレは事業所が自宅から1時間程度の距離で通勤時間を想定しやすかったこと、見学の際に丁寧に説明していただき、ビジネスマナーやPCスキルなど、就職に必要なことに取り組んでいけると感じました。
そこで、atGPジョブトレでお世話になることに決めました。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)のここが良かったというところを教えてください。
通所をはじめてからスタッフの方に言われたのが「焦らず行きましょう」ということです。
私は早く就職したい気持ちが強かったので、その一言で落ち着くことができました。
通所後は体調も徐々に良くなっていきました。
週3日の通所からスタートし、3か月後には週5日通えるようになりました。
週5日の通所は自信がなかったのですが、スタッフの方に「とりあえずチャレンジしてみましょう」と言われたことで気持ちが軽くなり、そこから気楽に週5日、通えるようになりました。
利用者同士で声がけし、励まし合えたことと、通所したくなるグループワークがプログラムにあったことが大きかったと思います。
グループワークは例えば、プレゼンテーションで観光案内や商品の良さを伝えるといった、実際の業務を想定した課題をゴールとします。
私は5~9名ほどのチームのリーダーを任される機会が多くありました。その役割を負う中で責任感が生まれ、自信をつけることができました。
グループワークに参加する、リーダーを任される、プレゼンするという具体的な行動と目標があることで頑張れましたし、そこでの経験は今の仕事にも活かせています。
atGPジョブトレ(うつ症状コース)でのトレーニングが就職後も役立っています!
現在の担当業務・仕事内容について教えてください。
総務の仕事は多岐にわたり、入社当初に行っていた社員が持つ携帯端末を手配する業務や管理台帳作成に加え、備品発注、店舗社員用備品、配送伝票など他の業務も任されるようになってきました。
さらに、新店舗オープンの際には、幅広い業務に携わりました。
新店舗ができることは数年に一度のことで、社員の出入りが激しい会社では経験者がいなかったんです。
店舗オープンに関するマニュアルがない状態から手探りで行わなくてはなりませんでした。
そこで私は必要なものをリストアップし、社内で協力者を得るなど奔走していたのですが、その時にありがたかったのが、atGPジョブトレのスタッフのフォローです。
就労後の定着支援面談で「息抜きできていますか?」と聞かれ、ストレス発散方法の1つであるコーピングを思い出すことができました。
それから1人カラオケ、アイドルの追っかけなどを楽しむようになり、ストレスを解消することができました。
就職活動はいかがでしたか。
就職活動においては、atGPジョブトレの運営会社であるゼネラルパートナーズが運営する、障害者の求人転職情報・雇用支援サービスのatGPを利用し、そこから数社を紹介していただきました。
atGPを利用しようと思ったのは、自分1人で企業を探すのは大変だと思ったからです。
私は子供のころからファッション業界に憧れがあったので、アパレルに行きたいと思っていました。
キャリアプランナーの方が私の希望を受け入れて応援してくれたのはとても嬉しかったですね。
私は障害の特性上、周囲の顔色をうかがうことが多かったのですが、担当の方のおかげで自分の希望を貫けたと思います。
独りよがりにならず、サポートしてもらいながら就職活動を進められました。
幸い、3つの会社から内定を得ることができ、そのなかで希望の業界であったアパレル関連の会社にお世話になることにしました。実はその親会社で総務の仕事をしたかったのですが、ちょうどその会社のグループ会社が同ポジションを募集しており、そちらに応募したところ、内定を得ることができました。
業務を行う際に気を付けていること、atGPジョブトレ(うつ症状コース)のトレーニングが役だったことを教えてください。
実際に働くことになって考えたのは、障害をどこまで伝えるかということです。
社内の方と相談し、全社員に伝えるのではなく、同じ部署の人などには知ってもらいたかったので、一部の人のみ伝えることにしました。
障害をオープンに(開示)することの必要性はトレーニングでの学びでもあります。
ほかにも、atGPジョブトレで学び、実際に今の総務の仕事で役立っていることがたくさんあります。
例えば、メール文面の作成やPCスキルは基本から教えていただきましたし、特にExcelの関数が苦手だった私にとってはとてもありがたかったです。
ほかにも、todoリストの作成や、日記をつけることなどが役に立っています。
todoリストの作成は普段の仕事の整理や優先順位付けに生きていますし、日記はatGPジョブトレで日報を付けていたことの延長として継続しています。
たまに読み返すと、通所当時のことを思い出して恥ずかしくなりますが、小さな成長が実感でき、昔の自分と比べてやれるようになったことが多いことが分かります。
そして、1人ではないんだと感じることも。
atGPジョブトレでお世話になったスタッフの方や、通所仲間との繋がりは今もあり、日々の力になっています。
通所期間は8か月ほどでしたが、思い出すのはスタッフの方や通所仲間たちと雑談をたくさんしていたな、ということです。
もちろんただの雑談ではなく、プログラムの振り返りなどの話を多くしていた記憶があります。
それと思うのが、atGPジョブトレは良い意味で通所者とスタッフとの壁がないことですね。
例えば、相談事にはとても親身になっていただけましたし、一方で必要がなければプライベートには立ち入らないという距離感がとても心地よく感じました。
今後の目標についてお聞かせください。
今の総務の仕事は、これまで会社になかったポジションでしたので、私がそこに入ったことで周囲から頼られることがたくさんあります。
さまざまな業務があるなかでは、パニックになってしまい自己嫌悪に陥ることも少なくありません。
そのようなときは、atGPジョブトレで学んだ文書にいったんまとめることをするようにしています。
問題が起きたときは紙に書きだしまとめることで、問題点、困っている点が理解できるようになるんです。
また、人事総務にかかってくる電話に緊張せずに対応できるようになったのも電話応対のトレーニングの成果ですね。
今後は、総務に限らず、労務など人事側の業務にも携わっていきたいと考えています。
Aさんありがとうございました!ますますのご活躍をお祈りしています!
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