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うつ病に向いている仕事!おすすめの職場と探す時のポイントを解説

更新日:2026年02月24日

うつ病で仕事を退職してしまった場合、次の仕事を探すためにはどうすれば良いのでしょうか。また、うつ病の人に向いている仕事というものはあるのでしょうか?うつ病から回復した人、またはうつ病で新しい仕事を探す人には、健康な人とは異なる仕事探しの方法を行うことで、比較的スムーズに新しい仕事に就くことが可能な場合があります。また、うつ病の人に向いている仕事に就くことで、うつ病を抱えていても長期就労が可能になります。ここでは、うつ病の人のための効率的な仕事探しの方法や、うつ病の人に向いている仕事について解説していきます。

うつ病の症状と仕事への影響

うつ病の主な症状

うつ病を患ってしまうと、心の不調だけではなく体にも不調が出てきます。

 

【心の不調】

物事への意欲・興味の減退、仕事や家事の能率低下、気分の落ち込み、不安感や焦り

【体の不調】
睡眠障害、強い疲労感・倦怠感、首や肩のこり、頭痛や頭の重さ

 

このように、うつ病は心身ともに不調が現れ、日常生活に支障をきたしてしまう病気です。

 

うつ病の方が仕事で困ること

うつ病になると、業務において以下のような不調や悩みを抱えやすくなります。

 

・単純なミスの増加

・朝起きられず遅刻が増える

・整理整頓が困難になる

・体調の波で欠勤が増える

・従来の仕事ペースについていけない

・報告・相談が減少する

 

普段と違うミスや遅刻・欠勤の増加などを感じたら、医療機関を受診しましょう。

 

何がうつ病の原因になる?

うつ病の原因は大きく分けて、外因性(身体因性)、内因性、心因性(性格環境因性)の3つあります。以下で詳しく見ていきましょう。

 

● 外因性(身体因性)

まず外因性(身体因性)のうつ病とは、脳腫瘍や脳血管障害などの脳の病気や、感染症、内蔵の病気など体の病気によって精神機能に障害が出るものを言います。

 

● 内因性

内因性のうつ病については、統合失調症や躁うつ病などの脳の器質的な内因によっておこるうつ病のことです。

 

● 心因性(性格環境因性)

心因性(性格環境因性)のうつ病ですが、これは職場や日常生活などで強いストレスを受けた場合に発症するうつ病です。

 

● うつ病になりやすいタイプとは?

うつ病になりやすい人のタイプというものもあります。まじめで責任感が強く、人当たりもよく、周囲の評価も高いといったいわゆる「良い人」です。

 

このような人は自分のキャパシティーを超えて頑張り過ぎたり、ストレスを発散できずにため込んだりしてしまうため、うつ病になりやすい傾向があります。

うつ病の方に向いている仕事や職種

うつ病を経験した方が仕事を探す際、自身の体調と相談しながら、無理なく続けられる環境を選ぶことが重要です。うつ病の方に向いているとされる仕事には、いくつかの共通点があります。ここでは、具体的な職種と、その仕事が向いている理由、そして注意点について解説します。

 

業務にムラのない「定型作業型」の職種

変化が少なく、マニュアルが整備された仕事は、判断力や集中力が低下しがちな時期でも、一定のパフォーマンスを維持しやすいというメリットがあります。

 

【向いている主な職種】

一般事務・総務

書類整理やデータ入力、伝票処理などが中心です。

経理事務

月次・年次のサイクルが決まっており、ルーチンワークが主体となります。

図書館司書・受付

静かな環境で、決められたルールに則って業務を遂行できます。

データ入力専任職

外部との接触を最小限に抑え、PC作業に没頭できます。

 

これらの職種は、「今日やるべきこと」が明確であり、突発的なトラブルが少ないため、心理的な安全性が高いのが特徴です。また、勤務時間が固定されていることが多く、規則正しい生活リズムを維持しやすいため、睡眠不足や自律神経の乱れを防ぐことができます。

 

ただし、部署内での人間関係が固定化されやすいため、風通しの良い職場かどうかを事前に見極めることが大切です。

 

体調に合わせて調整可能な「専門・自律型」の職種

自分のペースを尊重され、裁量権を持って働ける仕事は、体調の波が激しい時期に非常に大きな支えとなります。

 

【向いている主な職種】

研究職

特定の分野に深く潜り込み、個人のペースで探求を進められます。

開発・技術職(R&D)

納期はあるが、日々のペースは個人に任されます。

翻訳家・校正者

専門知識を活かしつつ、他者とのリアルタイムな同期をあまり必要としない仕事です。

品質管理・テスター

完成した製品をチェックする工程など、一人の世界で完結しやすい業務です。

 

これらの職種は、「今日は調子が良いから進めよう」「明日は通院のために早めに切り上げよう」といったスケジュールの柔軟性が確保しやすいのが魅力です。フレックスタイム制度や、急な欠勤・早退に対する理解がある職場であれば、精神的なプレッシャーを大幅に軽減できます。

 

一方で、自己管理能力が求められるため、調子が良い時に無理をしすぎないよう注意が必要です。

 

対人ストレスを最小化する「リモート・クリエイティブ型」の職種

うつ病の大きな要因の一つに「人間関係」や「通勤の負担」があります。これらを物理的に遮断できるリモートワークは、非常に有効な選択肢です。

 

【向いている主な職種】

エンジニア・プログラマー

文字ベースのコミュニケーションが主で、技術力に集中できます。

Webデザイナー・イラストレーター

視覚的な表現を通じて成果を出す仕事です。

ライター・編集者

記事の執筆や修正など、自宅で完結する業務が豊富です。

動画編集者

素材を受け取り、自身のペースで編集作業を進められます。

 

満員電車による疲弊を回避でき、「自分の最も落ち着く場所」で働けることは、メンタルヘルスの安定に大きく寄与します。チャットツールでのやり取りが中心となるため、対面での過度な気遣いや空気を読むストレスから解放されます。

 

注意点として、フリーランスとして活動する場合は「仕事の獲得」自体がストレスになる可能性があるため、まずはクラウドソーシングを利用したり、リモートワークを導入している企業に正社員・契約社員として所属したりするのが安心です。

 

社会復帰のスモールステップとしての「短期・軽作業型」

長期的な雇用に不安がある方や、まずはリハビリを兼ねて働きたい方には、期間が限定された働き方が適しています。

 

【向いている主な職種】

ピッキング・梱包(軽作業)

倉庫内での単純作業で、指示通りに動くことが求められます。

試験監督・受付

単発のイベントに関連する業務で、その日限りの関係で済みます。

清掃スタッフ

黙々と作業をこなすことが多く、体を動かすことで気分転換にもなります。

 

「合わなければ次を探せる」という気軽さが、心理的なハードルを下げてくれます。プレッシャーが少なく、「今日も仕事に行けた」という成功体験を積み重ねるのに最適です。

 

ただし、収入面や雇用の安定性には欠けるため、体調が安定してきたら次のステップ(長期雇用など)を検討する材料にするのが良いでしょう。

 

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うつ病で仕事に不安を感じた時の準備と回復期間

うつ病の方は仕事を探す前に十分な準備期間を設けることが大切です。
休息期間と回復のためのリハビリ期間が再発しにくい就職活動につながります。

 

就職活動を行うための準備期間を十分に設ける

うつ病の人が仕事を探す場合にいきなり求人サイトを見てみたり、ハローワークに行ったりしても、上手く仕事が見つかる可能性はかなり低くなります。もし、書類選考や面接をクリアして就職が決まっても、長期に渡り働き続けることは非常に困難であると言わざるを得ないでしょう。

 

うつ病の人が仕事を探すためには、焦ることなくまず就職活動を行うための準備期間を十分に設ける必要があります。

 

うつ病の症状が治まることを「寛解」と言います。「寛解」とは、症状が治まった状態を指す言葉で、完治とは異なります。ほとんどの場合うつ病は完治することはなく、さまざまな要因により再発する可能性はあります。就職活動の躓きによりうつ病が再発してしまうことも考えられるので、就職活動は慎重に行う必要があるでしょう。

 

うつ病の人が就職活動を行う場合には、まずうつ病の症状を落ち着かせるためにしっかりと休養を取ることが重要です。主治医の指示に従って正しく服薬する、十分な休養を取るなどしてうつ病の症状を軽くしましょう。

 

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そんな人は、障害者専門の転職エージェントに相談しながら二人三脚で転職活動を進めるのがおすすめです。

社会復帰に向けて十分なリハビリ期間を設ける

うつ病の症状が軽くなったら、次は社会復帰に向けて十分なリハビリ期間を設ける必要があります。このリハビリ期間には、規則正しい生活とバランスの取れた食生活、そして軽い運動や図書館に通うなど、自分に合った日課を作りながら毎日を過ごしましょう。このようなリハビリ期間を設けることで、日常生活のリズムを取り戻すことができます。

 

うつ病の治療期間には十分な休養を取る必要がありますが、徐々に回復の兆しが見えてきたら、このリハビリを始めるようにしてください。

 

このように昼起きて何かしらの活動を行い、夜眠るという生活リズムが身についてきたら、就職活動を始めたいということを主治医に相談してみましょう。主治医の許可が出て初めて就職活動をスタートさせることになります。

うつ病の人が向いてる仕事を探すポイント

勤務時間が決まっている仕事を選ぶ

折角うつ病が回復して復職しても、うつ病で休職する前と同じ環境の場合、またすぐに体調が悪化して再度うつになってしまう可能性があります。 うつ病悪化を防ぐためには、安定した生活リズムを維持することが重要です。

 

同じ職場に復帰する場合も、転職する場合も、生活リズムの安定のために勤務時間がある程度決まっていて、起床時間や就寝時間に大きな変動が出ないポジションがないか人事に相談したり、仕事を探しましょう。

 

通院が続けられる仕事を選ぶ

うつ病の治療を続けながら働く上で、通院を継続できる環境を確保することは非常に重要です。うつ病は体調に波があり、朝起きられずに遅刻したり、急な体調不良で欠勤が増えたりすることがあります。また、気候の変化などで体調を崩すことも珍しくありません。

 

そのため、仕事を探す際は、こうした体調の変動や定期的な通院に合わせて、柔軟な働き方ができる職場を選ぶことが大切です。例えば、働く時間を調整できるフレックス制や短時間勤務制度が導入されていたり、体調に応じて時差出勤やリモートワークが選択できたりする職場は、比較的働きやすいと言えます。

 

もしそのような制度が整っていなくても、通院のために休みが取りやすい雰囲気があるか、体調が優れない時に一時的な短時間勤務への変更が可能か、あるいは勤務中に服薬の時間が確保できるかなどを事前に確認しておくと安心です。

 

逆に、定時が厳格に決まっていたり、急な残業や休日出勤が多かったりする職場は、心身に負担がかかり症状が悪化してしまうリスクがあるため注意が必要です。自分の体調と相談しながら、無理なく治療と仕事を両立できる環境を見極めましょう。

 

うつ病に理解のある職場を選ぶ

安心して働き続けるためには、職場がうつ病という病気に対して理解があるかどうかが非常に重要なポイントになります。

 

うつ病は、見た目には分かりづらく、体調にも波があるため、周囲の理解が得られないと「怠けている」「やる気がない」と誤解されてしまうことがあります。そのような環境では、必要な配慮を求めることも難しく、大きなストレスを抱えることになってしまいます。

 

求人を探す際には、企業のウェブサイトなどでメンタルヘルスへの取り組みを確認したり、面接時に職場の雰囲気を感じ取ったりすることが大切です。もし、オープン就労(病気のことを開示して働くこと)を考えている場合は、企業の障害者雇用に対する姿勢や実績なども確認しておくと良いでしょう。理解のある職場であれば、体調が優れない時に相談しやすく、通院のための休暇取得や業務量の調整といった配慮も受けやすくなります。

 

長く働けそうな職場環境を選ぶ

「長く働けるかどうか」という視点も欠かせません。一時的な好条件に惑わされず、継続的に働ける環境かどうかを見極める必要があります。

 

うつ病の人にとって、過度なストレスや長時間労働は再発の大きなリスク要因となります。そのため、残業時間や休日出勤の有無、有給休暇の取得しやすさといった労働環境は必ずチェックしましょう。「ノルマが少ない」「責任が重すぎない」といった特徴を持つ仕事は、精神的なプレッシャーが比較的少なく、うつ病の人でも働きやすい傾向があります。

 

また、職場の人間関係も継続を左右する大きな要素です。対人関係のストレスが少ない、静かな環境で作業に集中できるなど、自分にとって居心地が良いと感じられる環境を選ぶことが大切です。通勤時間や通勤手段も、毎日のこととなると大きな負担になる可能性があるため、無理なく通える範囲かどうかも考慮しましょう。

 

就労条件が希望にあっている職場を選ぶ

勤務時間や雇用形態といった就労条件が、現在の自分の体調や生活リズムと合っているかどうかも重要です。

 

うつ病の回復期には、まずは整った生活リズムを維持することが大切です。そのため、勤務時間が固定されている仕事や、残業が少ない仕事の方が、生活のリズムを崩しにくくおすすめです。最初からフルタイムで働くことに不安がある場合は、短時間勤務や週数日の勤務からスタートできるアルバイトやパート、派遣社員といった雇用形態を選ぶのも一つの方法です。体調が安定してきてから、徐々に勤務時間や日数を増やしていく、あるいは正社員を目指すといったステップアップも考えられます。

 

また、最近増えている在宅ワーク(リモートワーク)は、通勤の負担がなく、自分のペースで仕事を進めやすいため、人によっては非常に働きやすいスタイルと言えます。自分の体調に合わせて柔軟な働き方ができるかどうかも、確認しておきたいポイントです。

 

やりたい仕事を選ぶ

「できる仕事」を選ぶことも大切ですが、それと同じくらい「やりたい仕事」「興味のある仕事」を選ぶことも重要です。

 

仕事への興味や関心は、働く上での大きなモチベーションになります。「好き」「楽しい」と感じられる仕事であれば、多少の困難があっても前向きに取り組むことができ、ストレスも感じにくくなる効果が期待できます。逆に、全く興味が持てない仕事を嫌々続けることは、大きなストレスとなり、心身の不調につながりかねません。

 

もちろん、体調を最優先に考える必要はありますが、その範囲内で、これまでの経験が活かせる仕事や、以前から興味があった分野の仕事などを探してみましょう。例えば、コツコツとした作業が好きなら事務職や軽作業、専門的なスキルがあるならWebデザインやプログラミングなど、自分の特性や興味に合った仕事を見つけることが、長く安定して働くための鍵となります。

うつ病の人におススメの仕事探しの方法

うつ病の人が企業に就職したいと思った場合、どのような方法で就職活動を行えばよいのでしょうか。

 

一般的には、以下の3つの手段が挙げられます。

 

ハローワークの専門援助窓口を利用する

障害のある人を対象とした人材紹介会社(有料民間職業紹介所)を利用する

就労支援サービスを利用する

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ハローワークの専門援助窓口を利用する

ハローワークの専門援助窓口の特徴は、一般の窓口では扱っていない障害者求人を専門に扱っているということです。専門援助窓口を利用するには、必ずしも障害者手帳の交付を受けている必要はありません。しかし紹介してもらう障害者専用求人に応募する場合は、ほとんどの場合障害者手帳の交付を受ける必要があるため、注意が必要です。

 

また、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人がこの専門援助窓口を利用する場合、主治医の意見書の提出を求められるケースがあります。これはハローワーク独自の書式で、就業上の注意点や就業可能な時間について主治医の所見を書いてもらうものです。

 

また、障害を公表せずに就職活動を行いたい場合も、こちらの専門援助窓口に相談することができます。

 

障害のある人を対象とした人材紹介会社(有料民間職業紹介所)を利用する

障害のある人を対象とした人材紹介会社の利用をすることで、自分に合った仕事を探しやすくなる場合もあります。人材紹介会社に登録すると、まず担当のアドバイザーと面談を行うことになります。このとき、自分の障害の程度や働きたい職種、障害に対して配慮してもらいたいことなどを具体的にアドバイザーに伝えるようにしましょう。

 

障害者専門の人材紹介会社は、多くの企業の障害者採用求人の情報を持っているため、うつ病を抱えている人が希望する条件に合う企業を紹介してもらうことができます。また、履歴書や職務経歴書など必要書類の書き方の指導や面接対策、採用後のフォローなども行ってくれるため、より働きやすい環境の職場を探すことができます。

 

現在、うつ病で転職・再就職をお考えの方には、障害者専門の転職支援サービス、atGP(アットジーピー)がおすすめです。atGPは信頼の転職サポートNO.1の高い実績があります。うつをはじめとした精神障害のある方への転職に精通している専門のキャリアアドバイザーがあなたをサポートする体制が整っており、非公開求人も豊富です。

ひとりでの転職活動が不安な方、転職活動を効率的に進めたい方、ご自身に合った仕事をお探しの方はお気軽にご相談ください。登録もウェブ上で簡単にできます。

 

うつの方を採用した実績のある企業様も多数いらっしゃいますので、是非求人を見てみてくださいね。

→求人を探してみる

就労支援サービスを利用する

就労支援サービスは就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続B型とサービスがいくつかに分かれています。詳しくは別の記事で解説していますのでそちらをご参照ください。

 

就労支援サービスに関する情報は、住んでいる自治体の障害者福祉窓口やハローワークなどで入手することができます。選ぶ際は、実際に複数見学して、自分に合っているかどうかを慎重に比較検討してください。

 

しごとLABOを運営するatGPの就労移行支援事業所atGPジョブトレ」では、うつ病状専門のプログラムのあるコースを運営しています。病状理解や、ストレスマネジメントの研修や、事務職での就職を目指すビジネス研修が受けられる就労移行支援事業所です。無料の見学・個別相談会も随時開催していますので、まずは気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

うつ病の方の仕事に関するよくある質問

Q. うつ病でも仕事を続けて大丈夫でしょうか?

A. 症状の程度によります。日常生活に支障が出るほど辛い時期は、何よりも休養が最優先です。しかし、回復期においては、無理のない範囲で働くことが生活リズムを整え、自信を取り戻すきっかけになることもあります。
大切なのは自己判断せず、主治医と相談することです。「今の自分にできること」を客観的に見極め、業務量を調整したり、短時間勤務から始めたりするなどの工夫を検討しましょう。

 

Q. 職場に病気のことを伝えるべき(オープン)ですか?

A. 「オープン(開示)」と「クローズ(非開示)」にはそれぞれ一長一短があります。
オープンにするメリットは、業務負荷の軽減や通院の配慮を得やすい点です。一方、クローズで働くメリットは、周囲の目を気にせずフラットに評価される点にあります。ご自身の体調の安定度や、職場のサポート体制、その仕事でどのような配慮が必要かを天秤にかけ、慎重に判断するのが良いでしょう。

 

Q. 仕事を休むべきタイミングや手続きを教えてください。

A. 「朝、体が動かない」「集中力が途切れてミスが続く」「眠れない」といった状態が続くのは、心が限界に近いサインです。
無理を重ねる前に、まずは主治医に診断書を依頼しましょう。休職は「逃げ」ではなく、長く働き続けるための「戦略的な休息」です。会社の就業規則を確認し、傷病手当金などの公的サポートを活用することで、収入面の不安を抑えながら治療に専念できる環境を整えましょう。

 

Q. 復職する際に失敗しないためのコツはありますか?

A. 「以前と同じように働かなければ」という焦りは禁物です。復職直後は、5~6割の力でこなせる業務から段階的に慣らしていくことを意識してください。
リワーク支援(復職支援)などを活用し、通勤やデスクワークの負荷に耐えられるかシミュレーションするのも有効です。また、再発を防ぐために、上司と面談して残業を控える、責任の重い業務を外してもらうなどの環境調整を具体的に依頼しましょう。

まとめ

うつ病を患ってしまった人が仕事を探す場合には、一般の人と異なる準備や方法をとる必要があります。一番重要なことは、就職を焦らないことです。

 

まず、十分にうつ病の病状を落ち着かせ、生活のリズムを整えましょう。うつ病とともに生きることを受け入れ、医者からも就職準備が整ったとの診断を得られた段階で、就職するためのサービスを最大限に活用しましょう。

 

そうすることで、うつ病を抱えていても働きやすい職場に就職することが可能になり、長く安定して働き続けることが出来るようになります。

 

うつの方を採用した実績のある企業様も多数いらっしゃいますので、是非求人を見てみてくださいね。

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ライター:atGPLABO編集部(監修:戸田重央)

障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、障害者の雇用、就労をテーマとした情報発信活動を推進しています。

【監修者:戸田 重央プロフィール】
株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。

企業の障害者雇用コンサルタント業務に携わった後、2015年より聴覚障害専門の就労移行支援事業所「いそひと」を開所、初代施設長に。
2018年より障がい者総合研究所所長に就任。新しい障害者雇用・就労の在り方について実践的な研究や情報発信に努めている。

その知見が認められ、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。
聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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