うつ病でも転職できる!安心して使える転職エージェントと転職を成功させるためのノウハウ
更新日:2022年06月14日
何をやっても楽しくなれない、夜眠れない、食欲もないなど、心身ともにとてもつらいうつ病。厚生労働省のH27年の統計では、うつ病を含む気分障害の患者数は約127万人と過去最高を記録しました。しかしそんなうつ病を抱えながらも様々な事情で働かざるを得ない方もたくさんいらっしゃると思います。今の職場から転職したい、療養中だけど再就職したい。そんな時に頼りになるうつ病に理解がある転職エージェントがあります。ここではうつ病での転職、そしてうつ病でも親身になってサポートしてくれる転職エージェントについてご紹介します。
目次
うつ病の転職のポイント
うつ病の人が転職&再就職する際のコツ
うつ病を抱えながら転職、または再就職する場合、大切なのは焦らないことです。「焦りは禁物」という言葉がありますが、うつ病はまさにそれが当てはまります。当然ながら、うつ病の症状が安定しないまま転職しても、次の職場でも成功することは難しいでしょう。現時点で症状が軽くなっていたり、寛解していたりしても、また仕事を始めれば再発して、休職や離職のリスクは高くなる可能性があります。
うつ病は約6割の人に再発する病気ということを覚えておきましょう。焦って転職・再就職をし、せっかく就職できてもまた悪化して離職する。このような負のスパイラルに陥ると、返って心身ともに辛い状態が続き、長期的に見れば経済的にも損することになりかねません。
うつ病を受け止め自覚する
うつ病は再発しやすい病気です。うつ病の症状がなくなり、寛解の状態になったとしても、それは回復ではありませんし、回復の状態でも再発の可能性はあります。治ったと自己判断し、通院や投薬を止める人もいますが、そのようなケースの多くでうつ病は再発します。
うつ病を含む精神疾患では、自分が病気であることを受け止め、自覚することが重要です。必要な限り通院・治療を続け、服薬や生活面でも主治医の指示やアドバイスをしっかり守り、求職活動も含め、何事も主治医に相談しながら進めていくようにしましょう。
再発しにくいような仕事を選ぶ
うつ病を抱えたまま働く、または寛解した状態で働く場合も、悪化したり再発しやすいような、多人数と共同したり、接客の多いような仕事は向いているとはいえません。責任やストレスの大きい仕事も避けるのがよいでしょう。
一般的に、うつ病の人に向いている仕事としては、清掃作業、工場や倉庫等での商品・在庫管理などのいわゆる軽作業、事務職など少人数や個人でできる仕事などが挙げられます。インターネット環境の充実に伴い、増えてきた各種在宅ワークも向いていると言えるでしょう。ウェブ記事のライター、ウェブデザイナー、パソコンでの入力作業、また内職的な軽作業など多岐にわたります。在宅ワークは個人で請け負うため、働く時間や量を自分で裁量できる面でもうつ病に向いている仕事といえるでしょう。
不安ならエージェントサービスを利用しよう
自分で求職活動するのが不安な場合、転職エージェントを利用することをおすすめします。最近は障害のある方の社会参加の機運が高まり、行政の障害者雇用の政策も充実してきたため、これらの転職エージェントのニーズも今までになく高まっています。
特に障害者特化型の転職エージェントサービスは障害者の転職、再就職のプロフェッショナルです。豊富で幅の広い障害者向けの求人を取り揃えていて、初めての方でも親身になって無料でサポートしてくれるので安心です。
うつ病で転職エージェントを利用するメリット
求職から採用後まで万全のサポートで不安や負荷が減る
転職エージェントは多くの障害者用の求人を取り扱うことはもちろん、正しく、効果的な応募書類の書き方、模擬面接などの面接の指導などもしてくれます。さらに、企業との面接のセッティング、給与などの条件面での要望なども、応募者本人に代わってエージェントが企業側に交渉してくれます。
希望する業種や条件がある場合も、特に希望がない場合も、今のうつ病の状態など、スタッフが親身になって相談にあたり、ひとりひとりに適切な求人を紹介してくれます。就職・転職に必要な研修・訓練プログラムを紹介したり、自社でそのようなプログラムを実施しているエージェントもあります。
もちろん、就職後も安定して仕事ができるようになるまで、しっかりとしたアフターケアがあるエージェントも存在します。特に障害者特化型の転職エージェントは障害者の転職・再就職、そして各種障害にも豊富な知識を持ち、高い採用実績があります。
転職エージェントでは転職・再就職活動の開始から就職後までしっかりと無料でサポートしています。就職にあたっての不安や負荷を減らすことができ、ひとりで活動するよりも成功の可能性も上がります。よりご自身の希望に合った、またうつ病の症状に合った仕事を見つけられる可能性も飛躍的に高くなるでしょう。
相談も出来るのでミスマッチを防げる
転職エージェントでは確かな相談体制を整えていますので、企業側との意思の疎通がしっかりできることもメリットです。一般的な就職でもよくあることですが、自分が希望する企業や、職種に就職できても、個人で就職活動する場合は、事前に職場の体制や雰囲気まで知ることは難しいことが多くあります。
障害者特化型の転職エージェントを利用すれば、企業側への要望やうつ病の状態について細やかな相談ができ、エージェント側は求人を出している企業についても熟知しているため、自力の転職活動でよくある「入社後のミスマッチ」を防ぐことができます。
うつ病で転職エージェントを利用する注意点
うつ病であることは必ず伝える
転職エージェントを利用する際は必ずうつ病であることを隠さず伝えることをおすすめします。その他、働く上で支障があると思われる傷病がある場合も同様です。
転職エージェントを利用するということは、ご自身に最適な仕事を探すという目的があるはずですので、うつ病であることを隠してエージェントを通して転職できたとしても、うつ病への配慮もなく、納得がいく仕事や職場に出会えない可能性が高い点で、自分自身のためになりません。病歴を隠したまま転職し、職場でうつ病であることが発覚した場合、信頼関係が崩れてしまいます。誰も得をしない結果となることは社会人として避けたいところです。
希望や条件、悩みなどは相談して無理をしないで進める
転職エージェントを利用するメリットは親身なサポートとご自身にマッチした仕事を探せる点です。ご自身の希望や条件は必ずしもかなうわけでありませんが、隠さず相談する方が最終的によい仕事に出会える可能性が広がります。
うつ病の細かい状態や影響、その他の悩みや事情がある場合もダメもとで話してみるとよいでしょう。例えば、まだ心身の不調がある場合、転職活動も自分のペースに合わせてもらえるかなども相談してみてはいかがでしょうか。何事も隠さず、無理をせず転職活動を進めていくことが重要です。
不安がある場合診断書を提出
うつ病の症状が安定しないなど、不安がある場合もしっかりと転職エージェントに相談してよいでしょう。転職エージェントによっては診断書の提出を求められる場合もありますし、しっかりと現状をエージェントや応募先の企業に知ってもらう方がお互いに安心できます。場合によっては無理をせず転職活動を中止し、治療、療養に専念する方がよいこともあります。
障害者手帳を持っている場合の対応
転職エージェントを利用する場合、うつ病を持つ方が既に精神障害者保健福祉手帳を取得している、もしくは取得手続きをしている場合、障害者雇用促進法における障害者雇用枠での求人の対象となります。
障害者雇用枠での採用は職種の幅が一般求人よりも限定されるケースが比較的多いのですが、その代わり企業側は障害への配慮をした環境や職務内容を提供してくれます。逆にうつ病があっても一般向けの求人に応募することはできますが、採用のハードルは障害者雇用枠の求人より高く、希望するような配慮を受けられない可能性もあります。精神障害者保健福祉手帳に限らず、障害者手帳を持っている場合は、最初から障害者専門のエージェントの利用を考えてもよいかもしれません。※障害者専門の転職エージェントの利用には障害者手帳が必要です
障害者手帳はないがうつ病でつらい場合
うつ病で無理は禁物ですが、精神障害者保健福祉手帳を取得していなければ一般向けの求人に応募するしかありません。その場合も正直に転職エージェントに相談して見ることをおすすめします。また主治医に相談し手帳を視野に入れることも考えてみましょう。
うつ病の方におすすめの転職エージェントatGP
現在、うつ病を抱えながら、転職・再就職をお考えの方には、障害者専門の転職支援サービス、atGP(アットジーピー)がおすすめです。atGPは信頼の転職サポートNO.1の高い実績があります。うつをはじめとした精神障害のある方への転職に精通している専門のキャリアアドバイザーがあなたをサポートする体制が整っており、非公開求人も豊富です。
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